フィランスロピー研究所 今月のありがとう
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フィランスロピー研究所 今月のありがとう
2013年12月のありがとう
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 正しいとは、百家争鳴の百論を一つの意見に止める、ことを言う。
 多くの意見を一つに統(す)べることであり、平均解でも権威者の考え方でもない。
 元々の問いが求めるものを、ある意味誰もが考えなかったもの、ある種異次元ジャンプしたもの、それが正解となる。
 その正しさは生きものであり、個々のケース、個々人、集団のレベルに応じてのものである。
 時間軸が異なれば、またその正解は微妙に変化するものである。

 同じ平面に立っていては、この解は生まれない。
 日々の研鑽と、広い視野と、深い洞察の中で生まれるものである。
 集団内で‘正しい,とされたこと、ルール一つをとってみても、実行しないとすればその集団は、規律を欠いた烏合の衆となり、競争場裡より敗退を招くものとなる。

 一人ひとりが、イー・ビーイングのミッションを深く理解して、各自の仕事を行動の正しさに昇華させて欲しい。
 その昇華された行動で来年を彩ってほしい。
 一年ありがとう。

井上 健雄

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