2005年1月のありがとう
新年度のオペラを期待して
 松の内が過ぎるともう節分。鬼は外、福は内。

    久方の 天の香具山この夕べ 霞たなびく春立つらしも (柿本人麻呂)

と、立春。

 こうなると、まさに一寸の光陰軽んずべからずです。
 この一月は如何でしたか。
 一年の計、仕事の組み立ては出来ていますか。
 まさか、何の予定もなしに新年度の仲間で居るつもりはないでしょうね。
私たちは最低でも2ヶ月前、出来れば3ヶ月前に計画し、調整し、準備し、見直し、ブラシュアップに入っていなければなりません。

 新年度は、4月。2月に行事がありますが、もうこれも異常に仕事が詰まった状態とはもう言えません。
 平常月の一つとして熟す組織リソースになっています。臨時スタッフ体制は必要ですが。
 この1、2月の課題はそれぞれの仕事に十分な業績をあげることと次年度計画(発展的挑戦的で実現可能なもの)を提出することです。
 年初にあたり、2005年は静かな岐路の年と申し上げました。
 しかし私たちにとっては、動的で大きな異次元ジャンプをする重大な年です。
 それぞれのオペラが必要です。

 オペラは、ラテン語で痛み、労働を意味しますが、OPUSの複数形で作品と考えています。
 私たちのE-Being Way、特に行動指針は体現して下さい。そして2005年度をいいオペラで満たして下さい。
 そこに私たちの飛躍の希望があります。
 いいオペラを願いながら、ありがとうを贈ります。

   蕗のめや うめを尋ぬる一つづき (浪花)
井上 健雄