2006年3月のありがとう
今月のありがとう

 今年度も皆さん!働らきに働らいて、いい仕事ありがとう。
 平成17年度もこの3月で終る。業績としては少し竜頭蛇尾の如くなってしまったが、新年度の足がかりもいくつか持って、スタートの号砲が放たれるものと考える。

 私たちの進路は、こう行けばよいという出来あいの地図はない。匍匐し、歩き、進み、その一歩一歩の感触から方向性を確認するものである。
 急峻な坂道でも深い谷だとしても、私たちは、進むべきものは断固進むのである。なだらかな楽な歩き良い道であっても、私たちのユートピアへの道でないならやめる。

 このように書き連ねると、理想主義者のように思われるが、私はかなり現実主義者である。
 現実を薄く切り取っていないだけである。

 現実を厚く考えるとは、蓄積としての過去とこれから進もうとする未来を含めて、今のあり方を見つめることである。
 この考え方で皆さんに「2006パーソナル・ミッション」を提案する。矮小化せずに等身大に向きあい、エネルギーを投入してほしい。

 離陸ラインに入ったわがグループは、産学官民協働というビジネススペックにより高みに昇り、社会的ソリューションを創造しなければならない。
 生を!仕事を!夢を!楽しもうではないか。

井上 健雄