ありがとうは、晩秋バージョンとしてちょっとお洒落で始めたい。
枯葉ジャック・プレヴェール 作詞あれは遠い想い出
ジョセフ・コズマ 作曲
岩谷時子 訳詞
やがて消える灯影も
窓辺あかく輝き
光みちたあの頃
時は去りて
静かにふりつむ落葉よ
夢に夢を重ねて
一人生きる悲しさ
木枯らし吹きすさび 時は還らず〜
シャンソンは歌詞がいる。そしてこれ程うまい作詞はまた珍しい。
この作詞者ジャック・プレヴェールは、映画のシナリオや科白(せりふ)など言葉の魔術師である。人生を長く深く歩いた人の溜息のようで甘く美しく、そして哀しい。
ミディアム・スローテンポの短調のバラード、枯葉を聴くなら、やはり1952年のキング・コールである。
日本の枯葉は、私は良寛さんである。
焚くほどに 風がもてくる 落葉かな
良寛さんを慕った貞心尼さんも
朝飼たく ほどは夜の間に 吹きよする 落葉や風の 情なるらむ
と詠んでいる。
少し悠長に構えたが11月、忙しかった。
私たちは主催や企画セミナーを5本、参画セミナー4本、体験学習4本、来客・訪問等7本、その他会議等8本、計28の仕事を終える予定である。慌しくも充実した月であった。
今、12月の予定は14本だが、最終、やはり28本位になるだろう。
これは日々が楽しさに満ち、また時には作業で振り回されることを意味する。
これらに高いパフォーマンスを残すには、当月を迎える時には、その仕事の予定量の80%位は前処理を終えていることが必要である。
12月の14本の中で、10月位でほぼ仕事を終えているのは8本、まだ6本のパフォーマンスを創る必要がある。とすれば、仕事総量として6本プラス当月に入る14本、20本こなすことになる。
まぁ師走の割には少ないかなと思うが、皆さん前処理能力を高め、余裕をもって12月に突入しよう。
11月の活躍ありがとう。
井上 健雄