◆2012年9月のありがとう
風の音とビジネスモデル |
秋風起こりて白雲飛び
草木黄ばみ落ちて
雁南に帰る
… 武帝
一つの季節(時代)が去り、次の季節が来る時こそ、イマジネーションを膨らませるに絶好の時です。
藤原敏行さんは、…目にはさやかに見えねども…
秋を風の音で知らされたと驚いています。
私たちの生き方・仕事・夢にとって、変り目は、そっとやってきます。
オリンピックの走り高跳びの金メダルの記録があります。
1908年ハリー・ポーターは1.905mをはさみ跳びで
1932年ダンカン・マクノートンは1.97mをウェスタン・ロールで
1964年ワレリー・ブルメルは2.18mをベリー・ロールで
1968年ディック・フォスベリーは2.24mを彼独自の背面跳びで記録
1932年ダンカン・マクノートンは1.97mをウェスタン・ロールで
1964年ワレリー・ブルメルは2.18mをベリー・ロールで
1968年ディック・フォスベリーは2.24mを彼独自の背面跳びで記録
〜 この跳び型は、今までにない異次元ジャンプでもあった。
これより背面跳び全盛である 〜
1996年チャールズ・オースチンが2.39mで金メダルを獲得
走り高跳びの記録は、ビジネスモデル毎に非線形に変化している。
古いタイプでベストプラクティスを生み出した者は、変化への適応力を欠き、記録を創れなかった。
新しいプラクティスを創造したイノベーターのみが、成功を収めている。
新機軸は、見えない人には見えないものである。
しかし、「新発見は、そこに勇気と志を持ち行動する人に訪れる僥倖」だと私は考える。
冒頭の武帝の季節観や敏行さんの『風の音にぞ驚かれぬる』の感覚が必要なんです。
みなさん。つかまえましたか、変化の兆しを。
さぁ私たち、イー・ビーイングの新しいビジネスモデルを創ろう!
今月も暑い中、いろいろ頑張ってくれてありがとう。
井上 健雄