◆2015年1月のありがとう
これからの生き方 |
ある程度の年になると(人により還暦や古稀であったり米寿といろいろ…)、長生きのコツなる信言に魅かれる。
岸信介元首相は、「ころぶな」「風邪ひくな」「義理をかけ」と言った。
彼は、満90才まで生きたのだから、それなりに意義があるだろう。
私はこういう風には、考えない。
好きな考え方。
一、招待には足を運べ | (Never pass an invitation) |
一、どんどん人をもてなせ | (Entertain a lot) |
一、いつも恋せよ | (By all means fall in love) |
これは人生を楽しんでいる、エイジング大国アメリカのリズ・カーペンター(当時、ジョンソン大統領の第一秘書)という女性の言である。
この二つを並べて見ると、なんか日本とアメリカの生き方の違いを見るようである。
同様に日本の青年は、諸外国に比べ、現在の生き方や満足度、将来への希望などの調査によると、先進国最低である。
この最低の満足レベルから、日本が世界に突出すべき可能性は見えない。
せめて成熟した体力、智力、意思力ある人間が、どんどん出かけ、人をもてなし、恋(仕事、生活、夢…)して青年の範たるべきである。
井上 健雄